ノートパソコンやタブレットパソコンなど、小型軽量なモバイルデバイスが広く普及している現在、ビジネスの方法にも大きく変化が現れるようになってきています。特定の事業所を持たず、カフェやレンタルスペースなどで仕事をするという人も増えてきていますし、インターネットの普及によって、どこからでも情報をやり取り出来るという環境が整ってきています。こうした働き方をするにあたり、使用する端末も小型軽量ながら高性能なものを求めるニーズが高まっています。しかし、こうした小型軽量デバイスは、バッグなどに入れて持ち運ぶのには便利な物の、液晶画面が小さいため、デスクトップパソコンなどに比べると作業がしづらいという難点があります。特に同時にウィンドウを立ち上げる必要がある場合には、ウィンドウの切り替えをその都度しなければならず、作業の効率も下がってしまいます。

仮想デスクトップで作業環境を快適に整える

ノートパソコンなどの小さな液晶画面で作業を円滑に進めるのに、仮想デスクトップという機能を使うのがおすすめです。これは複数のデスクトップを仮想環境で構築出来るもので、一台のパソコンをマルチモニター化できるというものです。表計算ソフトや画像編集ソフトでは、小さな画面では画面が見づらいですし、他の作業を並行して行なうとなると、ウインドウをいちいち切り替えたり、最小化するなどの手間がかかってしまいます。しかし、仮想のデスクトップを構築しておけば、デスクトップ画面ごと切り替える事ができるので、各作業をシームレスに行なうことが可能となります。このデスクトップ画面はいくつでも作る事が出来るので、作業が煩雑化してもその都度デスクトップを新規に作る事が可能です。

仮想デスクトップを使用する時に便利なテクニック

仮想デスクトップ機能は、最近ではパソコンのOSに標準装備されている事も多く、特別なソフトをインストールしなくても手軽に扱うことができます。デスクトップ画面の切り替えや新規作成は、タスクバーのアイコンをクリックするだけで行なうことが出来ますが、キーボードのショートカットを使用すれば更に作業の効率を上げることが出来ます。キー入力の多い作業をしている時には、ショートカットを利用すればわざわざマウスに持ち変える必要もありませんので余計な手間が省けます。打ち合わせなどで先方にパソコンの画面を見せる必要があるときにも、プレゼンテーション用のデスクトップを作っておけば相手に見られたくない画面を見せてしまう心配もありません。もちろんその画面も複数作ることが出来るので、打ち合わせをスムーズに行なうことが出来ます。