パソコンで作業を行っていく上で不便に感じるのは、複数の作業を並行して行い場合、画面の切り替えを頻繁に行わなくてはならないことと、自分がいつも使用するデスクトップ以外のものでは、作業が捗らないことです。こういった問題を解消してくれるのが、仮想デスクトップですが、その機能によって大きく2つの活用方法に区別することができます。1つは、複数の作業を同時に行うために、1つのディスプレイ上に複数のデスクトップを立ち上げる活用法であり、もう1つは自分のデスクトップを仮想化しサーバーに集積することで、どこからでも自分のデスクトップにアクセスできる活用方法です。これらの方法を駆使することによって、今まで面倒だった作業が劇的に簡単になりますから、活用しない手はありません。

複数の仮想デスクトップを用いた活用法

1つのディスプレイに複数のデスクトップを立ち上げる場合、一番のメリットが同時に数種類のアプリケーションを用いることが可能となることです。最もポピュラーなものは、プレゼン用の資料などを作成する際、web上のデータや解説文などを別のデスクトップで立ち上げたパワーポイント等に引用する活用方法です。従来であれば、頻繁に画面の切り替えが必要でしたが、この方法だとその必要はありませんから、効率的に作業を進めることができます。また、1つのデータベースから必要な部分を抜き出して、新たなデータベースを作成する場合、元のデータベースを確認しながら作業を進めることができるため、ミスを最小限に止めることができます。このように、1つのデータを分割又は複数のデータを統合する場合に活用することで、作業の効率化、ミスの防止を図ることができます。

サーバーに集積した仮想デスクトップの活用法

自分のデータベースをサーバーに集積する場合、一番のメリットは自分の作業環境をどこにでも持ち出すことが可能となることです。例えば、ビジネスで活用する場合、プレゼンの資料を現場で修正したい場面に遭遇することがあります。従来であれば、タブレットを用いても作業に限界がありましたが、サーバーから自分のデスクトップが呼び出せれば、いつもと変わらぬ作業ができますから、細かな作業はもちろん、クライアントからの要請にも即座に対応することができます。また、出張した際にも、大量の資料を持ち歩くことなく、自分のデスクトップから呼び出すことができますし、さらに複数のデスクトップを立ち上げれば、既存の資料を基に出張の結果を盛り込んだ報告書を簡単に作成することができます。これらの活用法のように、サーバーには大量のデータを仮想デスクトップともに集積できますので、いつでもストレスを感じることなく、いつもと変わらぬ作業を行うことができるのです。